早朝散歩をするようになって約2年ほどたちます。
試行錯誤しながらようやく自分に合うペースにたどり着きました。
自律神経の乱れで不定愁訴を抱えやすい私ですが、早朝散歩が習慣化することで体調や生活が整うのを感じます。
- 体を動かすことで緩やかに頭と体が目覚める
- その日の体調の変化に気付きやすい
- 歩きながら考えの整理ができる
- 頭がスッキリする
- 大好きな音楽を満喫できる
- 季節や空気の変化に敏感になる
…などなど魅力は尽きませんが、一番の魅力は早朝にしか出会えない景色でしょうか。

とにかく歩こう!
今のいままでこれといった運動経験も無し。
でも代謝を上げるには運動は不可欠らしい…
ということで、数年前にちょっと続いていたウォーキングを再開しました。
朝ちょっとでも時間をとって歩く。
加えて通勤も基本徒歩にする。
朝散歩が往復30分。
通勤は片道徒歩20分弱。
そうやってちょこちょこ歩いていると日常動作も含め、1日8000歩以上は歩けてしまいます。
ちょっと用事があったりすると10000歩を超える日も出てきます。
「歩く」ことが当たり前になったら体を動かすことが億劫と感じることがなくなります。
身体を動かす事に億劫さを感じなくなると、日常生活がとても身軽になります。
早朝に歩く理由
運動経験のない私はなぜか、運動している時にはできるだけ人目を避けたいという意識が働いてしまいます。
代謝を上げるためには歩くことが大事!と解ったところで問題はウォーキングのための時間をいつにするのか。
昼間知り合いにあったりするのはどうしても恥ずかしい・・
ならばいっそ、誰にも会わなさそうな早朝に歩くのはどうだろう?
これなら安心して、人目を気にせず歩くことに没頭できます。
みんなよりも一日を早く始められたというほんの少しの満足感があるのもなんか良いかんじ。
はたから見ればそんな些細なこと。
そんなこと、気になる?というようなこと。
こんな自分なりの小さなこだわりや障害をていねいに取り除くことも大事な続けられる要素かなと思います。
早朝散歩を続けるコツ
早朝散散歩を続けるために、まずは仕組みを作りました。
あまりに欲張った結果、挫折してしまった経験からまず往復30分だけは歩こうというところからのスタートです。
- 毎日決まった時間に起きる
- 散歩にとれる時間を決める
- 時間を計ってコースを決める
- ウォーキングの時に着るものを制服化する
起きたてのボーっとした頭でも何も考えずに支度ができるように仕組み化します。
淡々と歩けば、ほぼきちんと30分で帰って来られるよう時間も計ってコースも固定。
目が覚めた時、ああ今日はめんどくさいな…と思ったときこんな小さなことでも目安があることで30分なら行ってきちゃおうかなと思えるから不思議。
ウォーキングにとりかかる準備や時間の目安をはっきりさせておくことで、ぐっと続けるハードルが下がります。
布団の中でいろいろ迷う(考える)時間が無くなるだけで驚くほど継続率が上がります。
欲張らない
数年前にウォーキングを頑張っていた、この時は完全にダイエット目的でした。
こんな私でも、歩くことはできるぞ!痩せるには運動!みたいな…
というわけでその当時歩いていた距離は毎朝5km。
↑我ながらこれ、どうかと思う…
起床時間は4時。
ほぼ毎日、家族が起きてくる前までに1時間ちょっとかけてハードに頑張っていました。
そのかいあって、足にはうっすら筋が見え隠れし←人生初!
こうなってくると欲が出て、食事も削るように。
体重も理想体重近くまで落とすことに成功し、体の線も変化が見え・・となってくると続けることが楽しいを通り越し、ちょっとしたハイ状態に。
夢中になって励んで半年ほどたったころ、ちょっとしたことで体調を崩してしまったのです。
当然といえば当然?
就寝時間がだんだん遅くなり、睡眠時間の配分も崩れてきていたんだと思います。
ウォーキングを始めた時期は初夏、季節は初冬を迎えようとしていた時期。
体調を崩したきっかけで早起きのサイクルも乱れたが最後、朝の寒さに耐えられずあえなく早朝ウォーキング習慣が途絶えてしまったのです。
あんなに頑張っていたのに・・・涙
その時の反省を生かし、続けられることを第一の目的にして無理のない距離・ペースを淡々と歩いています。
今日も一日がはじまる
晴れでも曇りでも、一日として同じ日はなくその朝なりの美しさがあります。
毎日変わらないように思えても、今日は昨日ではないし明日とも違います。

一日の始まりにこんな奇跡に出会えることがあるなんて。
今日はどんな景色に出会えるでしょうか。
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