新年度は習い事の見直し時!たった1つの大事なこと。

子育て
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わが家には4月から中学生になる娘と小5になる息子の男女の姉弟がおり、習い事をしています。

年齢があがるにつれ彼らの習い事もいろいろと変わってきました。

そして、新年度への切り替わり時は子供たちの生活の変わり目でもあります。

学年があがり生活リズムも変わることも多いこの時期、習い事について少し振り返ってみませんか?

基準は「目的」!

習い事を続けていると、本人のモチベーションが落ちていたり、興味が薄れてきているなと感じることがあります。

また、子供自身がほかにやりたいことを見つけてくることも。

新生活で生活リズムが変わることも継続には障害となることもあります。

そんな時は、一度習い事の棚卸をしてみましょう。

これからも継続するのか、それとも辞めるのか

判断基準は、

「何を目的としてその習い事をさせる(させている)のか」

ということです。

その習い事の目的は達成されているのかどうか

そのことに目を向けると、ぐっと判断しやすくなります。

せっかく興味をもったのなら、そして始めてみるのなら

ただふわっと始めて、ふわっと終わるのでもズルズルと何となく続けるでもなく、

「どんな経験をしたい(させたい)のか」

「なんのためにしている(させている)のか」

を忘れずにいたいと思います。

頑張る!と決めたところまで頑張らせたいとか

うまくいかないことってどうしたらうまくいくようになるのか考えさせたいとか

練習って面倒だけど、積み重なると本当に上達するんだと実感してほしいとか

友達と協力するって楽しい!と感じてほしいとか

発表・試合・テストの緊張感を体験してほしい・・など

もちろん

実際やってみたらどうも向いてないな・・

なんだか思っていたより楽しくない・・

という発見をさせるためだって、充分な「目的」です。

ご家庭によっては学校が終わってから大人が帰ってくるまでの間、子供が安全に過ごせるようにと習い事を始めることもあるでしょう。

それだって立派な「目的」ですよね。

なので、この「目的」が達成出来たらOK!という線をあらかじめ引いておきましょう。

その基準をもとに

子供の興味ややる気が著しくなくなっている

ほかに興味があることがでてきた

親がその習い事に割ける時間が厳しくなってきた・・

などなど

本人の取り組み具合や家庭環境などと照らし合わせて見直してみるのです。

見直しの基準がはっきりしていることで、続けることも辞めることも判断しやすくなります。

こんな習い事をしてきました

ここで我が家の習い事の遍歴と、振り返りをまとめてみようと思います。

【娘】

習い事きっかけ期間目的現在
スイミング本人と相談幼稚園年中~小4まで1級取得→達成卒業
ヤマハ音楽教室本人と相談幼稚園年長~小6までエリーゼのためにを弾けるようになりたい→達成中学校に進学のタイミング
本人と相談の上辞める
空手本人希望小2~小4身体操作力を身につけさせたい
→達成
子供自身目標が持てないようになり
本人と相談の上辞める
こどもちゃれんじ
進研ゼミ小学講座
親主導幼稚園年中~小5まで家庭での学習習慣を身につけさせたい→達成小5の1月より塾に切り替え
親主導小5~学力向上→頑張れ!3月より転塾して継続中
バレーボール本人希望小5~好きなスポーツを楽しめるようになって欲しい→これからも頑張れ!小学校卒業後は中学の部活に切り替え予定

【息子】

習い事きっかけ期間目的現在
スイミング親主導幼稚園入園直前~小41級取得→達成卒業
空手親主導幼稚園年長~身体操作力を身につけさせたい
気持ちが強くなって欲しい
→達成
現在3級まで取得
本人の意志により継続中
こどもちゃれんじ
進研ゼミ小学講座
親主導幼稚園入園直前~家庭での学習習慣を身につけさせたい→達成継続中
そろばん親主導・
本人希望
小2~1級取得→頑張れ!現在3級まで取得継続中
ミニバスケットボール本人希望小4~好きなスポーツを楽しめるようになって欲しい→頑張れ!継続中

こうして書き出してみるといろいろしてますね😅

私たち親の思いや傾向、最近では子供たちの個性や切り替え時などもよく見えてきます。

始めるきっかけはそれぞれ

基本的には子供が興味を持ったことをさせてみるのが一番だと思います。

ただ、目的をもって親が身に付けさせたいことを習わせるのも個人的にはアリだと思っています。

わが家での初習い事は、娘のスイミングでした。

基本的によく食べ体力が有り余っていた娘は・・・とにかく寝ない。

これは身体を動かして疲れさせなくては!ということで、彼女が楽しんで身体を動かせそうな習い事を探しました。

夫推しのスイミングと、私+娘推しのバレエの2択まで絞ったところで両方の体験を経て

彼女の意向でスイミングに軍配があがりました。

卒業までの5年間、猛烈にスローペース進級な娘を見て何度もため息が出ましたが

本人的には1度も嫌がることなく楽しんで通い、卒業をしました。

一方の息子

お姉ちゃんのスイミング通いに息子も同伴で付き添っていたのですが

付添見学の間、特にやることもなく退屈そうな彼。

楽しそうにプールで泳ぐ姉をうらやましそうに見ている様子を見て

当時風邪をひきやすかった息子の身体が丈夫になるかも!と親主導でのスタートをしました。

ではそのようにして通い始めた彼はというと、今日は絶対にやらない!!と言い張って見学した日があったり、気が向かず休んだ日があったりとなかなか気分にムラがある。

最初の内は楽しんでいたものの、年齢が上がるにつれ行き渋る日もしばしば出てくるようになりました。

それでも結局最後まで続けさせたのは

この子に関しては

「途中で辞めてしまうことで、何のために始めたのかがうやむやになってしまうと判断したから」

です。

バタフライを習い始めるころになると退会する子が多い中、何度も息子と目標を相談しながらの日々を経て無事1級まで取得して卒業。

彼自身は最終的にあまり好きでなくなってしまった習い事でしたが

最後まで頑張らせたことは良かったと思っています。

こればかりはそれぞれのご家庭やお子様の性質・環境によって判断の基準は大きくかわると思いますが

わが家の場合はこれで良かった。

なぜなら私たちが息子をにスイミングを習わせる目的が

・体力の向上

・定期的に体を動かす機会を作ること

・泳力を身につけること

だったからです。

もちろん体力向上の方法は他にもたくさんあります。

子どもが無理なく取り組めるものが一番。

いろいろな要素を考えた結果、わが家の場合はたまたまスイミングだっただけのこと。

おかげさまで、息子は簡単に風邪などひくこともなくなりました。

また泳力に関しては、私自身が小学生のころ水泳を習っていたのに

バタフライを教わるタイミングで辞めてしまったことで

大人になった今、中途半端にしか泳げないという後悔があるのです。

あのころもっとちゃんと泳げるまで頑張っていたら、大人になった今も良い運動習慣にできたのでは・・と。

子どもたちが通っていたスクールでは、上級クラスではバタフライを習得したのちに、個人メドレーに挑戦します。

そのレベルの泳力を1度経験していることで、大人になってからの運動習慣にきっと大きな違いがあると思うのです。

半分は私の勝手な願いです…

息子にとっては、

早く卒業したいという強い目標に向かって頑張る経験ができたことも

そのためにはどうしたら良いのかを何度も家族みんなで話し合い、市民プールなどで練習したことも

すべてが大きな収穫だったはず。

1つの例として息子のスイミングスクールの話をしましたが、

要は子供に「何を身につけさせたいか」をはっきりさせておくということは結果、とても大切だったと実感しています。

目的のほかにも考えておきたい大切なこと

子どもに習い事をさせようとした場合、どうしても親は無関係ではいられません。

子どもがせっかく興味をもったことでも、親の負荷がかかりすぎて挫折…なんていうことだって少なくないもの。

習い事を見直す際には、親の負担についても観察する必要があると思います。

①当番や送迎には対応できるか

年度変わりで生活が変わるのは子供だけではないかもしれません。

付き添いの有無・送迎・お当番…

習い事には親のサポートが欠かせないものも多い。

どのくらいの負担度なら、受け入れられるのか

現実的な問題として、改めてご家庭の許容範囲をしっかり考えておくことはとても大切です。

②練習時間は確保できそうか

ピアノなどは良い例かと思いますが、家庭での練習が必須の習い事もたくさんあります。

またピアノに限らず、どんなことでも練習すればするほど上達の確率も上がるもの。

子供たちの毎日にそういった時間は確保できるのか、確認します。

今現在子供自身の時間が足りないほどの習い事は、生活リズムと照らし合わせて見直してみるといいかもしれません。

また親が練習に付き合ったり、フォローしたりする時間も少なからずかかっているはず。

毎日のことになるので、地味に確実に生活リズムに影響します。

親自身のそういった時間も忘れずに見直しましょう。

習い事は経験の1つに過ぎない

習い事の見直しポイントについて考えてきましたが、判断基準はご家庭それぞれ。

子供の習い事が続かない…

というお悩みもよく耳にしますが、「何をもって目的とするか」によっては

例えば

「子供が本当に興味を持てることを見つけるために、とにかくいろいろ試したい!」

という「目的」ならば、それだって

「まだその子の興味があることに出会っていないことを知った」

という目的を果たしているのかもしれません。

習い事は始めるのも辞めるのも、なかなか悩みは尽きないものですが

いろいろ試せること自体はとても幸せなことのはず。

そうして試行錯誤した中にひとつでも

やってみたら、すごくおもしろい!!

練習して上達するのが楽しい!!

なんていうものに出会えたら・・・!

それは本当に素敵なことですよね。

私たち親も、そんな子供を全力で応援できるように。

新学期は、改めてやりたいことや叶えたいことについてお子さんとお話してみる良いきっかけかもしれません。

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