毎週木曜は食材と日用品の買い出しに行きます。
毎月の生活費が予算内で収まるかどうかは、私の場合このルーティンが守れているか否かでほぼ決まります。(断言)
食費節約のコツとしては有名な方法なので、またかと思われたあなた!
その感想は半分正解で、半分は不正解です。
一週間分の買い物をこの時点で済ませ、それが節約につながるためには必ずクリアしなくてはならないポイントがあります。
それは一週間のおおよその献立を決めて買い出しリストを作ること、そして買い物後には必ず食材の下ごしらえをすることの2点です。
買い物の回数を減らすまとめ買いをするだけではちょっと不充分。
簡単でも下ごしらえまでやるから、節約になるんです。
どうしてまとめ買いするの?
毎日の献立を考えるのって、本当に大変です。
私はこの毎日の献立を考える時間がどうも苦手なのです。
夕食準備ギリギリまで用事をしていたり(重い腰が上がらなかったり)するので、いざ作ろうとすると非常に時間がかかってしまう…
そこで、もう献立はまとめて考えることにしました。
結果、現在1か月分の献立があり、それを毎月ほぼ繰り返しています。
学校の給食献立のようなイメージです。
これをする大きなメリット、それは…
- 献立に悩む時間が激減
- 自炊のハードルが下がり外食の選択が減る
- 週の食費が安定する
- 食材を無駄なく使い切ることができる
この4つに尽きます。
実は食費とは、あえて節約を意識しなくても基本的に自炊をし、買った食材を確実に使い切っていたら自然と抑えられるものなんだと思います。
1か月献立の作り方
1か月献立といっても、急に1か月すべての献立を組んで買い物リストを作る必要はありません。
わたしの場合はとにかくまず最初の1か月は毎週ひたすら献立と買い物リストを作り、その通りに買い物をしました。
1週間の買い物メモが4週分集まれば1か月。
後は第1週、2週と使いまわしていくだけ!!
こうして1か月分の献立が完成します。
もちろん季節によって手に入れやすい食材は違うので、春夏秋冬でリストの見直しや、材料・メニューの入れ替えなどは必要ですが、その家庭なりの定番食材やメニューがだんだん出来てきます。
買い物リストも項目や予算が安定してきます。
そうなったら、こちらのもの。
夕食づくりのハードルはぐっと下がります。
毎晩作るものが決まっているという気楽さよ…素敵。
週1のまとめ買い成功のコツ ①
1週間分の献立作りをして買い物メモを作ります。
例えばこんな1週間の献立。
第一週の献立
6/1 そぼろご飯/大根とツナの煮物/茹でスナップエンドウ/水菜と豆腐の味噌汁
6/2 イカと大根の煮物/納豆の揚げ包み焼き/焼肉サラダ/なめことわかめの味噌汁
6/3 麻婆茄子風野菜炒め/鶏皮焼き/ニラのおひたし/ごぼうの煮物/大根と油揚げの味噌汁
6/4 一口ステーキ/ケールとズッキーニのガーリックソテー/チーズポテト/鯵のなめろう風/豆腐とわかめ・ねぎの味噌汁
6/5 記録わすれ ( ;∀;) おそらく、冷蔵庫の残り物とか冷奴とか食べてます…
6/6 シソ鶏つくね/かぶの塩昆布和え/かぼちゃのきんぴら/豆腐ときのこの味噌汁
この週の買い物メモ
《第一週》
豚切り落とし700g(6/3野菜炒め・6/2焼肉サラダ)
鶏むね1kg(皮→6/3鶏皮焼き・200gはチョッパーでミンチに6/6シソ鶏つくね)
もやし(6/3野菜炒め・食べラーであえておつまみとして)
豚ひき肉400g(先週の残り6/1そぼろご飯に)
イカ2ハイ(6/2イカ大根)
豆腐3パック(味噌汁の具、6/5冷奴・6/6鶏つくね)
納豆
ツナ缶(6/1大根とツナの煮物)
大根
長ネギ
豆苗(サラダ・味噌汁要員)
水菜(サラダ・味噌汁要員)
きのこ2種類(この日はなめことえのき)
人参(3/4本は薄めの短冊切りにして6/3の野菜炒めに・残りはスライサーで細切りして軽く塩をなじませておきサラダのかさましなどに)
ピーマン(6/3野菜炒め)
茄子(6/3)
シソ
ごぼう(6/3)
かぼちゃ(6/6)
知人や実家から野菜やお魚を戴いたりと、イレギュラーな材料も加わりましたが、それはそれ。
どこかの曜日の食材の代替えとして使えば良いだけだし、急に予定が変わることも多々あります。
大切なのは献立を守ることではなく、目安があること。
これだけで夕食の準備は半分できたも同然です。
週1まとめ買い成功のコツ ②
買ってきた食材は下ごしらえをします。
・葉物 | ・根菜 | ・きのこ類 |
洗って水を切り、食べやすい長さに切り置き | 人参 洗ってスライサーで千切り1本分はかるく塩をまぶしてタッパー保存。サラダにのせたりして彩りとして使う。 大根 3~4等分にして皮を厚めにむく。 大根の皮は全てまとめて千切りして冷凍に(きんぴらにして食べる。) ごぼう スライサーで千切りして冷凍。 | 石突を落として食べやすい形に切り、冷凍。 |
★魚 | ★肉 | ・油揚げ |
一口大に切り、ポリ袋に入れたら酒を振って(メニューによっては生姜やにんにくを足すことも)冷凍 | 使う分ずつに分けながら用途に応じた大きさに切る。(ひき肉は分けるだけ) ポリ袋にいれて下味をつけた後、保存袋に入れて冷凍 和風→酒+白だし 洋風→砂糖+塩少々 保存袋に何用に取り分けたものか、メモしておきます。 | 2枚分くらい味噌汁用に細めの短冊切りにして冷凍 |
この「下ごしらえをしておく」ことではじめて、買ってきた食材とメニューの紐づけができます。
ここまでしてあれば、もう大丈夫。
急な予定変更だって、へっちゃらです。
わたしがあえて作り置きまでしないのは、この自由度がなくなるからです。
下処理や切り置きしただけなら、予定や急な用事にあわせて献立をずらしたり次の日や次の週に早めに消費すればいいだけ。
買い物は使い切れなかった食材を優先的にメニューに組み込んで、調整すれば良いだけになります。
結果食べきれなかったりすることもなく、使い忘れもなくなります。
夕食作り、もっと気楽に
ご飯を食べるって、生きる上で必要不可欠な幸せな時間。
家族には毎日、この時間で元気を取り戻してもらえたらうれしい。
でもだからこそ、苦手な部分はまとめて片づけたい!
まとめ買いの後に、自家製ミールキットを作っておく・・慣れれば1時間くらいでできるようになります。
何を食べようか思い浮かばない時ほど、忙しかったりするもの。
前もって献立を組んであれば、あとは手を動かすだけだし、メインをお惣菜に頼ってもそれはそれ。
とっても気楽になりますよー--!
ではでは、また!
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